Diary 2017年7月~  Cat

2017年9月27日(水) 備長炭の爆跳

休日に備長炭に着火し、小さな七輪に入れ、テレビを見ながら『小鍋立て』でゆっくりと一杯やるのは気持ちの良いものです。その備長炭の着火ですが、私はベランダに木の板を敷き、その上にアルミのバットを置き、ガソリンストーブをセット、火おこし器、煙突をセットして、備長炭を入れるのですが、強い火力で備長炭を加熱するために『爆跳』が起こります。

この『爆跳』は爆跳は木炭内の木炭ガスや水蒸気が加熱により膨張し、逃げ場を失って一気に炭を押し割ってしまうために起こります。黒炭の場合は木炭の密度が低いため、ぱちぱち爆ぜる程度ですが、高密度な白炭は勢いよく、パ~ン、カッキ~ンと大きな音で爆ぜて、大人でも怖いほどの爆跳を起こします。かなりのスピードで鋭利に割れた備長炭が跳んできますので、目に当たると本当に危険です。周囲の火も跳ばすこともありますので、火傷にも注意です。 また爆跳し始めた備長炭は、粉々になるまで爆跳を続けます。つまり、爆跳は一度で終わらず連発するのが普通です。着火してしまうと爆跳は起こりません。紀州備長炭などいわゆる高級な備長炭でも爆跳しますが、これは保管状態が悪く湿気を持っていることが主原因です。通常の保管でも生産してから時間が経つと必ず吸湿するので、爆跳しやすくなります。(出典:七輪本舗HP)

マンションのベランダで『パ~ン、カッキ~ンと大きな音で爆ぜて、火の粉が飛ぶ』わけですが、自作の煙突内で煙突上部には網をかけているので『火の粉が飛ぶ』ことはありませんが、『パ~ン、カッキ~ンと大きな音で爆ぜる』のはどうしようもありません。この件は、半ばあきらめていたのですが、とうとう解決しました。

方法はクッキーの金属缶に備長炭を入れて、電気保温プレートの上に乗せ、金属缶のふたをチョットずらせておきます。この状態で数時間放置すると備長炭が約70℃でゆっくりと過熱されるため、木炭ガス、水分が爆跳を起こさずに徐々に放出されます。金属缶のふたの裏には水滴が驚くほど付着し、こんなに水分があったのかと驚くほどです。

こうして『ガス抜き、水抜き』された備長炭はまったく『爆跳』しませんので、マンションのベランダでの『炭起こし』も音の心配もなく安全になりました!

2017年9月19日(火) カープ優勝

広島県人としては『心より』うれしい。

思えば60年前の小学校時代テレビはなくラジオ中継でしたが、年に1回あるかないかでしたがバスに乗って広島市民球場に行って『カープ観戦』をするのが楽しみでした。当時はダブルヘッダーで2試合観れる日を選んでいったものでした。しかし、カープは弱くて負け試合が多かったものです。もちろん『カープ女子』などは極めてまれで、酔っぱらった『カープおじさん』が圧倒的多数でした。

そういったBクラスの時代が長く続きましたが、古葉監督となって初優勝、その時は広島県人は大興奮、当時私は県立広島病院産婦人科に勤務中でしたが、当時の産婦人科部長命令で手術室にラジオを持ち込んで野球中継を聞きながら手術していました!←今では考えられませんが、当時は許されていました。

広島市民球場からマツダスタジアムに移ってから、球場は男性の純粋なスポーツ観戦の場から、老若男女みんなが楽しめるアミューズメント施設に変貌したように思えます。カープ女子の増加も驚きましたが、全国的にカープファンが増えて他球場でのカープレッドの割合が増加してきたのも驚きます。昔は『野球は巨人』『巨人、大鵬、卵焼き』でしたが、昨今は『野球はカープ』なのかもわかりません。

まっ、いずれにしても『カープ優勝』はめでたいものです。

2017年9月12日(火) 口座代理人と成年後見人

私の両親は父が98才、母が88才で健在です。両親の預貯金口座があり、数年前に両親の同意の上、私が両親の『口座代理人』になりました。私に深い知識がなかったため、口座代理人になれば両親に代わって出金が可能だと思っていました。ところインターネットQ&Aではじめて知ったのですが、両親本人が意思表示できる場合にのみ出金が可能で、本人の意思が確認できない場合は出金が不可能ということが分かりました!

要するに口座名義本人が重度認知症、植物状態などの状態になり、金融機関が口座名義本人に出金の意思があるかどうか確認しようとしても、意思表示不能であれば、代理人が出金しようとしてもできないのだそうです。金融機関としては口座名義人の意思確認ができないのに出金した場合、後日口座名義人の家族や親族からクレームや場合によっては訴訟などによって金銭的な責任を取らされる可能性があるということでしょう。

性善説に立てば『口座名義人のためにつかうお金』を出金することは問題はありませんが、性悪説に立つと『口座名義人本人以外にお金が渡った』場合、様々な問題が起こることが予測されます。

出金意思表示が不可能となった口座名義人のために老人施設入居費用、生活費用が必要なので、本人口座から出金しようとしてもダメとなります。そうしたケースは誰にでも起こりえます。私の両親の口座から『両親のために使うお金』も出金できませんが、ある日突然私が植物状態になった場合、私の口座から私の家族が『私のために使うお金』を出金できないことになります。

法律的には『成年後見人制度』というのがありますが、基本的には家族ではなく弁護士、司法書士などが裁判所によって選任されるようですが、これも調べてみるといろいろな問題点があるようです。

これからの団塊世代が老人となり、認知症や脳機能低下などが発生した場合、金融機関と口座名義人の家族や親族との間で多くの問題の発生が予測されます。

2017年9月5日(火) カラープリンタをどうするか?

当院内ではモノクロ印刷はレーザープリンタ3台で極めて安定して使用しています。カラー印刷に関してはCanonのiX5000というインクジェットプリンタを2006年より11年間使用しています。インクジェットなので写真などもキレイに印刷でき、インクも4色なので経済的、しかもA3ノビもOKなのでとても重宝しています。

カラーインクジェットプリンタは上記のようなメリットもありますが、デメリットもあります。プリンタヘッドの目詰まりが必ず起こることです。これはクリーニングをすればある程度は回復しますが、徐々に劣化が進み4~5年程度でクリーニングしても使用不能となります。Canon以外のメーカーのインクジェットプリンタはこうなると→メーカー修理となり、使用不能期間が発生します。

ところがCanonのインクジェットプリンタではプリンタヘッドを別売していて、以前は自分で交換可能でした。2006年購入後2回プリンタヘッドを交換しています。ところがある時期よりプリンタヘッドの販売が中止となり、さらに『iX5000は2016年3月末日をもちまして修理対応期間が終了しており、修理を承ることができません』となりました。

過去にAmazonで購入したプリンタヘッドは正常に作動しましたが、今は中国製の中古ヘッドを洗浄したものが流通しているとの情報あり。う~ん、どうするか?悩ましいところです。現在使用中のiX5000のプリンタヘッドもそろそろお亡くなりになる時期が近づいています。

(1)iX5000用のリスキーなプリンタヘッドを購入して交換するか?

(2)新たなカラーインクジェットプリンタ(ヘッド交換不可能)を購入するか?

(3)メンテナンスフリーなカラーレーザープリンタを購入するか?

iX5000をギリギリまで、だましだまし使いながら、お亡くなりになるまでの間タップリと情報を収集し、ジックリと考えて結論を出すことにしましょう!

2017年8月29日(火) 暑いですねぇ

連日の30度越え、35度近くまで~、私の記憶で子供のころ(昭和20年代、30年代)は30度になると『暑いね』と言っていたものです。もちろんエアコンなどなく、打ち水、行水(シャワー)、海水浴、プールのみです。それでも半袖、半ズボンで走り回っていました。入道雲、夕立、虫取りなど懐かしく思い出します。

当時はもちろんアスファルト道路、コンクリート建物などは少なく、自宅住居の近くは未舗装の土の道路でした。近くには池や小川があり、田んぼもあり、雑木林、昔の防空壕のあと、セミ、トンボ、蝶、ヘビなどがいました。

環境としては、樹木、池、小川、田んぼ、土の道路で今よりはるかにクルマが少なく、日陰があり、照り返しなく、風が吹き抜けるため、暑くても今よりはるかに心地よい気候でした。

今はアスファルト道路の照り返し、コンクリート建物の熱反射、エアコンの室外機よりの熱風吹き出し、クルマだらけ(しかも渋滞)排気ガスなどで人工的な灼熱状態!

どう考えても健康的とは言えませんねぇ~、この先が心配になります。子供時代のような自然と共存するスローライフに憧れます。

2017年8月22日(火) ID、パスワード、暗証番号

Google、Yahoo、メール、通販、ネットバンキング、クレジットカード、クラウドなど多くのインターネットサービスを利用しています。当然のことながら、数多くのID、パスワード、暗証番号などを使うことになります。それらは多岐にわたり、さらに同じパスワード、暗証番号などを使いまわすことは危険であるため、それぞれ固有のものにしています。

そうなると→とても自分の頭の記憶に頼ることは不可能。どうするか→ファイルに落とすとか、パスワード管理アプリの使用などにしないと無理になります。

今はまだ自分の頭もどうにか働いているので何とか管理できていますが、そのうち不可能になる時期は必ず訪れます。どうしたらよいか?

『デジタル終活』という言葉がありますが、まさにその準備は必要でしょう。ID、パスワード、暗証番号に関連した銀行、証券会社、郵便局などの口座関係も含め相続人にいかにもれなく個人情報を正確に伝えるかが重要となります。

今から、少しずつ準備しようと考えていますが、、、。どうなりますか?

2017年8月8日(火) 日々の診療段取りの進歩、ストレスフリーシステム

毎日同じような診療内容を続けていますが、段取りや方法は常に進歩しています。

人工妊娠中絶術の器具の改良、麻酔方法の変更、薬剤準備の段取り、麻薬受払簿の管理、診療補助器具の製作、診療予約簿の改訂、患者台帳ソフトの改良、妊娠歴ソフトの改良、使用薬剤の変更、超音波機器の購入などなど。

開業医をやっていて楽しいことは、『自分の思うように、好きなように、誰の許可も不要で、思い立ったその日から、自由に、変更や構築が可能』なことでしょう。

もし勤務医であれば、様々な制約があり、とても好きなようにはできません。『新規薬剤を導入したい』、『新しい超音波機器を購入したい』、『手術術式を変更したい』などと思っても、簡単にはいきません。

ところが開業医一人院長では、瞬間的に『今からすぐにでもO~K~』となります。まったくストレスはなく、『完全なストレスフリーシステム』と言えます。

当院の職員食事会は3カ月に1回(年に4回)でしたが、今年春から、私の思いつきで『2カ月に1回(年に6回)にしよう~』とツルの一声で決まりました!

2017年8月1日(火) 異常気象、地球環境の変動

ここのところ瞬間大量ゲリラ豪雨、最高気温38度超、竜巻などの発生が多く報告されています。私の子供時代は30度は『暑いなぁ~』といった時代だったように記憶しています。

地球の温暖化なのか、二酸化炭素の大量排出なのか、原因は不明ですが昔とは気候が変わりつつあるように感じます。

海水温も上昇するため魚の分布にも変化があり、熱帯系の魚が増えて、寒帯系の魚が減っているようにも言われています。

地球もいずれ氷河期となるのかもわかりませんが何億年も先のことでしょう。その前に人類がこの異常気象や気温上昇に耐えられるのかどうか何とも言えませんネ。

恐竜が絶滅したように人類やその他の動植物もこの異常気象や気温上昇によって絶えてしまうのでしょうか?

地球環境の変動によって動植物が影響を受けることはしかたのないことであきらめるしかないのかもわかりません。

もっとも、人類の戦争、特に北朝鮮の核ミサイル発射などが原因で人類やその他の動植物がその存在を危うくされる状況だけは絶対に避けたいものです。

2017年7月25日(火) 超坊主頭、まるで『一休さん!』

私は頭頂部には毛髪はなく側頭部と後頭部には毛髪があります。家内に『たったそれだけの毛髪のために床屋に行くのは馬鹿らしい』と言われて、散髪は自分で電気バリカンで刈っています。先日も鼻歌まじりで首の周りに受け皿を付けて、電気バリカンを取り出して鏡を見ながら『ざぁー』と一気に刈り上げました。

『ウン?えらく沢山毛髪が落ちているなぁ』、『エッ、毛髪の長さ調節用のアダプタを付けていない!』電気バリカンの刃そのもので、アダプタ(ゲタ)をはかさずに刈ってしまった~。

通常は9㎜のアダプタを付けるのだけど、0㎜状態でヤッチャッター!当然の結果→超短い、ほほ0㎜でバリカンの幅で頭髪がなくなっている!

ここで9㎜のアダプタを付けて他の部分を刈っても、『無意味!』→そうなると全体を0㎜で刈って統一するしかない。あぎゃーっ!

泣く泣く0㎜で全体を刈りました。見るも無残、悲惨。写真のアップなどとてもできません。

得られた教訓→『自己散髪はくれぐれも慎重に、用意周到にすべき!』

2017年7月18日(火) 理想的な人生の終末

日野原重明氏の死去、105才。『最期までよりよく生きることが大事』とのモットーをそのまま実践。いいですねぇ~

人間は必ず老いてゆき、その先に死があります。多くの人々の一生には様々な『終わり方』がありますが、日野原氏の場合はいわゆる『ピンピンコロリ』の範疇で、なおかつ『老衰』という最も理想的なパターンと言えます。

食事摂取が困難になっても、『胃瘻』などの補助的な栄養注入は拒否され、緩やかに体力が衰えて穏やかな『老衰死』だったのでしょう。私も可能ならこのような人生の終末を迎えたいものです。

日野原氏は100才を過ぎても、医師としての仕事をされていたようですが、これには頭が下がります。私にはとてもそこまでは不可能でしょうが、何かができる間は自分の思うように生きてゆきたいと考えています。

2017年7月11日(火) ウィスキーの点数とワインのポイント

私はどちらかというと『酒飲み』のほうです。酒は何でも飲みますが、『シングルモルトウィスキー』と『赤ワイン(フルボディ)』は特に好きです。

ヨーロッパやアメリカの人は点数をつけるのが好きらしく、モルトウィスキーでは『マイケルジャクソンの点数』、ワインでは『パーカーポイント』と言われるものがあって、詳細な点数付けがされています。私も『モルトウィスキーコンパニオン(書籍)』を購入し点数の高いウィスキーやパーカーポイントの高いワインを選んで飲んでいた時期があります。

ところが最近はその『点数』や『ポイント』に興味がなくなりました。酒は嗜好品です。世の中の大多数の人が満足するような酒もあれば、世の中のごくわずかなの人が満足するような酒もあります。『酒の旨さ』に関しては客観的な評価は不可能で、主観的な評価しかないことに気づきました。私が旨いと思う酒と旨くないと思う酒、それぞれの点数やポイントが逆転することも稀ではありません。

そこで、点数やポイントの低くて評価されていない酒を購入して、自分自身の主観的な評価をしてみるのも楽しみになりました。。

結局、あれこれとテキトーにシングルモルトウィスキーや赤ワインを飲んで、点数やポイントに影響を受けることなく白紙から自分自身の『好き嫌い』で評価する訳です。

まっ、当然といえば当然のことですねぇ~

2017年7月4日(火) Wifi構築

実家には母屋と離れがあり、母屋に光ファイバーを引いて有線ルーターを設置してインターネットに接続しています。離れの方は母屋からLanケーブルを引いてインターネット接続をしています。先日、離れでインターネット接続ができない事象が発生。母屋ではインターネット接続OK。

そこでLanケーブルを疑い、Lanチェッカーで調査したところ→8本のうち1本が断線していました。

新たなLanケーブルに交換しようかと考えましたが、40mもあり空中を通っていて、脚立の一番上で立ち上がった姿勢をとる必要があり、私はとても怖くて工事不可能なので、当時電気屋さんに工事をしていただいた経緯があります。

いろいろ考えましたが、Lanケーブル交換は工事が大規模となりまた将来再断線もありうることから、思い切ってWifi接続をすることにしました。だだ40mあり、電波が届くかどうか不安でしたが、指向性を計算してIEEE802.11acで方向を狙って設置完了。おそるおそる接続してみると通信速度は170Mbps程度で実用上十分でした。

しかし、親機のアンテナと子機のアンテナの位置が動いて、それぞれの指向性がずれると通信速度が低下します。

そこで、昔のアマチュア無線の知識を総動員して、Wifiリフレクタを作ることにしました。要するに親機と子機それぞれの後ろに反射板を置き指向性を増加させるわけです。インターネットで調べるとアルミフォイルやステンレスボウルなどの自作例がありました。

ただ、今はなんとかWifi接続ができているので、ゆっくりとリフレクタの設計製作をすることにしました。楽しみだなぁ~